クビの連続で絶望した派遣初期と初受託

ストーリー

この記事は 憧れた大手ゲーム会社を新卒10ヶ月で退職 の続きです。是非あわせて楽しんでください。

 


 

21歳の1月、

「よし、またここからだ」

 

ここから心機一転。

頑張るぞ。

 

そう思って、

派遣を進めてくれた

知り合いの紹介で

派遣エンジニアの

エージェントに登録しました。

 

獲得した初仕事は時給2,000円。

1日8時間、月20日

単純計算で、月32万円。

正社員の時より5万円以上も増えることになりました。

 

当時のぼくのスキルで

この時給を獲得できた、

エージェントさんには頭が上がらないですね笑

 

そして出勤初日。

初の派遣現場。

 

「はじめまして、シマヅさんよろしくお願いします。」

「こちらこそ、よろしくお願いします」

 

初日は、要件と仕様説明をしてくださりました。

 

「シマヅさんは、受け答えしっかりしてますね。」

「派遣の人って博打ですよね。地雷系の人じゃなさそうで安心しました」

と派遣の先輩から言われて、

心臓の鼓動が早まりました。

 

(派遣ってそういうイメージなんだ、、、)

 

正社員の頃の記憶が蘇りました。

 

大丈夫、新しい環境だし、

前のぼくを知る人はいない。

またここから頑張るんだ。

 

はじめての給料日。

正社員の給料より10万円も多く振り込まれ、

 

「やっぱり環境を変えたのは正解だった!」

 

と、本当に嬉しかったのを覚えています。

 

しかし現場では、

段々とチームメンバーとの溝を感じました。

 

少しずつ、

 

「デキない」

 

ことがバレているような

そんな感覚でした。

 

それから3ヶ月後。

契約終了。

 

告げられた時は、

「頭が真っ白」

とになるのかと思っていましたが、

「やっぱりか…」というのが

正直な感想でした。

 

終了理由はエージェントから、

「先方の方針で、派遣社員を廃止することとなったみたいです。」

と説明を頂けました。

 

僕に確認する術はないので、正確なことはわかりませんが

 

派遣切り

 

多分そうだろうな。と思いました。

先方が気を遣って下さったのだろうと。

 


 

またすぐに次の現場を探し、

面談を繰り返しました。

 

「何か、自分でプログラムを作ったりするのは好きですか?」

「はい、たまにゲームを作ったりします。」

「へぇ、いいねぇ」

 

次も同じく時給2,000円で案件獲得。

この現場では、

作るものがフワッとしていて

初日から、何をやれば良いのか

よくわかりませんでした。

 

一応言われたことをこなそうと思いましたが、

ぼくの守備範囲外の分野で、

キャッチアップの遅かったぼくは

力を発揮することができませんでした。

 

ここでも5ヶ月で契約終了。

この時はハッキリと、

「パフォーマンス不足」

と言って頂けました。

 

この時の僕は、

契約更新の時期の度に

ストレスからかお腹を崩して

トイレに篭るようになりました。

 

それが災いして、

「離席時間が長すぎる」

など、先方からお叱りを頂戴することに。

 

実力がつかないまま、

スキルシートには

中身のない実績だけが

積み上がっていました。

 


 

次はC++のテクニカルサポート案件。

時給が2,500円を超えました。

 

ここは上長がすごく優しかったのですが、

さらにその上の方が数字主義で、

僕は切られることに。

3連続の早期契約終了。

完全に自信を喪失しました。

 

「ぼくにエンジニア向いてなかった」

 

と思うことしかできなくなっていました。

 

ぼくはできないエンジニア

と自分で自分に、

強く擦り込んでしまいました。

 

契約終了日、

申し訳なさと、

何をどう勉強すれば良かったのか

分からないモヤモヤと、

様々な感情が渦巻いていました。

 

「守りきれなくてごめん」

 

と言われ、

「こんな優しい言葉をかけてくれる人もいるんだな」

と、少しだけ希望がもてました。

 

全ての人が、

「できなければ切り捨てる」

という発想ではないのかもしれないと。

 

しかしもう、

「エンジニアで稼ぐ」イメージは、

全く湧かなくなっていました。

 


 

同時期、

専門学校のグループLINEで、

 

「直ぐに簡単なゲーム作れる人いない?」

 

と連絡がありました。

 

ゲームか。

暫く作っていないけど、

簡単なモノなら

専門学校時代の知識で

なんとかなりそうかも…

 

「オレ、出来そうだよ」

当時、副業できる状態だったのは、派遣社員の僕だけでした。

「OK、つなぐねー」

 

それからクライアントと話し、

どんなゲームを作るのかヒアリングしました。

とても簡単な2D横スクロールゲーム。

スケジュールは超タイトでしたが、

僕だけでも、作り切れると思いました。

 

「バグはあっても、動いてれば良い。締め切り優先。」

という趣旨の案件で、

期限ギリギリまで頑張って、

なんとか仕上げました。

 

この経験のおかげで、

エンジニアとしての

最期の希望が

消えずに済みました。

 

プログラムに関する「スキルアップ」はほぼ無いですが、

初の、個人で受託。

初の、自分の売上げ。

初の、要件定義や設計。

 

何より、

「面白い」ものを作っている、

自分の持てるスキルで力を発揮できている。

 

「楽しいな…」

 

要件の調整3ヶ月、

開発1ヶ月。

約100万円の入金。

 

この時、

初めて自分の力で

お金を稼げたような

充実感と満足感。

本当に嬉しかったです。

 

そして次に決まった案件。

ゲーム開発の知見と、

年齢を考慮した

ポテンシャル採用。

僕のエンジニア人生が大きく好転することとなりました。

 


 

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